医師になるためには、まず免許を取るために医大などで勉強を積む必要があります。多くの人はそこからエスカレーター式に医師になれると勘違いをしているかもしれないのですが、実際にはそんなに甘い世界ではありません。医師も免許修得後は求人活動を行なう必要があるのです。医大などで教授などと親しくなっていたという人は、関連の病院を就職先として紹介してくれる場合もあるのですが、それは例外的な案件と考えてください。
医師の求人を出しているのは病院なのですが、病院の出している条件と自分の求めている条件に大きな差がある場合が多いです。病院も人手不足が深刻なので、時には残業などを求めたり、連絡が取りやすいようにできれば社宅で暮らして欲しいといった条件を出してくるところも少なくありません。働き口がなかなか見つからずにこれらの条件を飲んでしまう事で、その後の生活が辛くなってしまったという話は少なくありません。
病院の求人はできるだけ多くの情報を集めて決めるようにしたいです。一般的な求人情報誌などではそれが紹介されることは少ないのですが、ハローワークや求人情報サイトなど、幅広い就職活動をして情報を集めて欲しいと思います。