会社を作り上げるのは、一人ひとりの社員です。言い方は悪いですが、社員の質がよくないと会社全体がよくない方向へ向かっていってしまいます。しかし、社員が全て悪いのではなく、社員の質がよくないのは会社のせい…でもあります。これが難しいところなのですが、会社も働く社員が楽しく明るく、そして充実した仕事ができるように環境を整える必要があるでしょう。この会社で働いていると充実している!そう社員が思うようになれば、社員1人ずつが会社のために頑張ろうと仕事に気合も入るのです。
きちんと社員を評価する、それが人事考課です。人事考課を行うことで、社員の能力を把握できます。その能力を活かした仕事を任せられるでしょうし、これから社員を育成していくためにも必要です。今の人事考課は、能力のある人を見つけて活かしていく、選び抜くというだけでなく、社員をどのように育成していくべきか、の基準を知るための人事考課が中心となりつつあります。
昔は会社が能力のある社員を見つけて、他の社員との差をつけて働いてもらえるようにするために人事考課をしていたのですが、その点が今は変わってきています。今の会社は、人を育てることに重点を置いて人事考課を活用しています。